今回の法案について色々

・還流防止は建前で、本音は洋楽の輸入阻止である。

理由
 還流されるCDの枚数は68万枚。全体の0.3%です
 そんなものの為に法律を作ろうというのはどう考えても合理的
ではない
 輸入盤は6000万枚・国内盤洋楽は7000万枚とこっちをターゲ
ットにしているとしか考えられない

・この法案が通るとどうなるの?

 1.国内盤がでているCDは一切輸入禁止
 2.国内盤がでていなくともメジャーのCDは一切禁止
  >税関には国内盤の有無を判断する能力がない。
  判断した場合は運用に無理がでるため、一律メーカーに対
して禁止するのが適切
 3.CDで国内盤がでていると、海外でしか販売されていないレ
コードを輸入しようとしてもダメ。ボーナストラックとかがあっ
てもダメなものはダメ(DJのひとたち大変だね)
 4.個人輸入も一切止められる。だって、頒布目的かどうかな
んて税関はわからないからね。
  もちろん、アマゾンもダメです

 >>この辺のひどい話はありえないと思いますよね?でも、
実際には香港で前例があるそうな

輸入権ってって行使されるのか?

 1.今でも小さいレコード会社はライセンス契約する段階で並
行輸入を止めるようにお願いしている。
 2.それでもなくならないのはアメリカの流通が複雑なおかげ
 3.ヨーロッパでは流通が単純なので輸出業者を止めることは比較的容易に行われる

参院で全会一致とはどういうことやねん?

 川内さんがいない間に採択されていましたと、、
 付帯決議等を必須とするように決まっていたのですが、
 付帯決議を決めることしかしなかった。
 「等」という言葉の中に法案の改善など色々なことを含むよう
に念を押していたが力が及ばなかったそうな。衆議院ではそんな
ことがないようにする。現在の民主党内部でも変わってきている
ので、今後を待っていて欲しい。

・そもそも、この問題が大きくならないのは何で?  

 だれにも知られずにこっそりと法案を通そうとしているみた
い。メジャーの幹部ですら知らないことがあるという。現場とか
には認識されていない。
 依田とごく一部のひとだけで進められているのであろうと、、

CCCDはゴミ!!

参考URL
 http://www.muplus.net/cccd/faq.html

・業界は消費者を犯罪予備軍と考えている

 CCCDにしろ、次のMP3で考えられているユーザー追跡にしろ、「おまえらろくなことしない」といわれていますよ!

陰謀論

 ・日米租税条約とタイミングの話
  そこまで深く考えるとほんとうにスパイ小説になってしまう、、、
  でも、、この妄想を却下するだけの反証がほしい。
  一番の主張は先行きが不安になるような法律。海外でCDを買うと税関でびくびくしないといけないようになるかもしれないので嫌だ!

・音楽やっているひとのお話

 さて、、洋楽が売れなくなるって状況になっているのになんで
みんな声をあげないのか??
 税金とか年金とか色々あるけど、僕らのところにこないでく
れ!自由を奪わないでくれ!ほっといてくれ!

・再販防止+輸入権

CCCDにするとライセンス料が発生してるのに値段は据え置き3000円!!!
CDプレイヤーが壊れたら自己責任でよろしく!

どんな状態でも買うという真に好きな人しかターゲットにしていない戦略が実行できます
実際にやるかどうかは別の話。そこまであほじゃないだろうと考
えたいがビジネスモデルとして儲かるならやるのは当然である