昨日の続き

さてさて、、、最高の裁判官に政府が関与するのはまずいと思うのですが、国民が関与しないのはもっと問題です。
ちょっと、ググって見ると最高裁の現状が見えてきたりします。
ここが参考気になる点を抜粋しておこう。

出世街道をばく進する裁判しない裁判官たち とか

 例えば別表のように、高裁長官になった裁判官のほとんどが、最高裁
事務総局や行政機関で長く勤務しています。
 つまり、裁判官は、裁判をしない役職に就くことが出世の早道なので
す。このような裁判官を「ヒラメ」(上にしか目が向いていない)と呼
ぶそうです。裁判官も、家族を養い、転勤の少ない安定した生活を送ろ
うと、人として当たり前のことを考える限り、国民に目が向かない「ヒ
ラメ」を目指すしかないのかも知れません

だめじゃん ...orz

最高裁の個々の判例は審査の対象といえるが、現実には裁判官の在任期
間が短く、国民が個々の裁判官の憲法解釈について識別できるとはいえ
ず、この制度で罷免される裁判官はいないだろう(「注釈憲法(第三
版)」有斐閣新書 2001年-P.190)との評価もある。

これが建前で

本来は最高裁などが合憲性を審査し(司法権)、違憲と判断されれば事
実上無効となるのである。つまり憲法に規定される国民主権により、そ
れらの国会の決定に対する最高裁裁判官の対応を、国民が審査するといえる。

したがって、行政の決定に国民が裁判所に判断を求め、その結果国民の
主張が認められない場合、国民は最高裁裁判官の罷免を投票で求める制
度と解する事が出来よう。

これが現状

しかし理由の如何はともかく、これまでの例からいえば、裁判官が罷免
された例はない。 つまり罷免されない以上、沖縄の現状、政治による
国内のあらゆる国民側の損害は、国民の承諾を得ているという、とんで
もない事態を意味している。しかも憲法上、国民主権はこれで成立する
のである。