パネディス:松田陽一氏

 -松田氏
  特許の仕事を15年している方

 -結論
  ルールは守ろう

 -ソフトウェア特許が問題?
  おまいらソフトウェア特許をちゃんと考えているか?
  ニュースとか新聞報道だけを見ていないか?

  技術を保護するものが特許。特許の対象は技術!
  請求範囲に含まれる技術のひとつにソフトウェアがあり、それがソフトウェア特許
  ソフトウェアで具現してる技術をソフトウェア特許としているのが多いだけである

 -ビジネスモデル特許は??
   あれは間違いである(扇谷氏@特許庁
   日本では自然行為を利用していないものは残っていない。

 -ソフトウェア特許=マイナス面が大きいのか?
   実はストールマンが出した文書が発展となって、悪と思われているのではないのか?
   それは米国でおけるあくどい当時の制度、判例、権利者のことが列挙されている。
   特許のあるべき姿、動いている姿が隠蔽されているので「特許=悪」という悪い知識、
   間違えた知識を広めたと思われる。
     [ストールマン=教祖 フリーソフト=宗教 文書=経典]
     (即断してしまうと理解できない)

 -ソフトウェア特許=悪とした場合?
  市場を推し進めることができるのか?市場で選別することができるかというとない。
  技術=解決手段だよね。競争に勝つためのもので、客にたいする訴求力。
  それを保護するのが特許


 -お金について
  OSSフリーソフトは後から入ってきた異質なものである。
  昔はソフト=お金にならなかった
  そのあと、ソフトはお金になることになり、
  市場ができたあとで、OSSフリーソフトができた。
  ・お金がかかわるところは秩序が必要
  ・技術はいろいろなところに応用できる、
  ・技術を保護するという面では特許を侵害して使うというものまずい<どっちがマジョリティか?

 -ソフトウェア特許だけ別枠?
  特許制度は世界共通なので、ソフトウェア特許だけ別にするにはソーシャルコストが必要
  医薬は5年伸ばしていいなど特例がある。ソフトウェアだけ5年とするのは検討の価値があるが、
  ソフトウェア特許を完全になしにする議論は世界共通土台共通土台として動かすことができない。

 -特許の検索についてわかりにくい
  特許庁のDB検索は無料でさっくりと調べることができる
  有料の検索も特許事務所でできることもある。
  あるサイトでは(どこか失念)AND OR XOR NORなど様々な検索を行うことができる。
  また、検索結果を保存したり分析したりすることができる。