エンタメロイヤーネットワークに行ってきました。
- 推進計画> 知財戦略会議にて 2004年の方針 5/27予定
- 中山先生の講演
法の規範が増大している>そうなるべき、そういう事実 コンプライアンスに見られるようにあらゆる業界にて、法の定め るルールにしたがうのが基本 コンテンツ業界こそ、法律を重視しないといけない コンテンツ支援法律<<コンテンツビジネスを国家戦略としてか かげるための施策 コンテンツの国際化=ハリウッドと同じ業界に参入する ハリウッドに対抗するには同じ武器(法律)を持たないといけない。 企業は弁護士が提供するリーガルサービスをうまく使いこなすべし ハリウッドは法化しすぎている、日本にはふさわしくないという 意見もあるが、、、敵とたたかうにはこちらも法律が必要という のは当然である。 ・これからの実務家 法遵守だけでなく、、十分に儲かっているか?ファイナンススキ ームはちゃんとできているか?契約で損していないか?等の業務 拡大に努める ・これからの法学者 日本の法学者がわからい分野>エンタメ 体系的な整理する必要があり、専門の法律家がいてちゃんと育て ている大学がないので、作っていかなければ・・ 新しいビジネスロウは常に実務主導で先行して、、事例が揃った 後で学令・体系化が成立する。実務家のほうもまた手探りの段階 である。従って、エンタメロウを体系化するには法律家と実務家 の協力が必要となる ハリウッドのLawは弁護士でありながら実務もやるひとが多い。 日本の弁護士でも映画館を持ってる弁護士が生まれた。この自ら エンタメの実業を行うという専門家が今後あらわれることを大き く期待する。 業務拡大をはかる実務家がいるように、学者ももっと分野拡大し 発展していかないといけない。官学実務あわせて 力を合わせて 拡大していこう
パネディス第1部
「期待される弁護士」
日本におけるコンテンツ産業はGDP2%、海外展開3% まだ伸びる余地あり 展開するにはハリウッドと対決が必須 契約書を処理するだけでなく、市場を増やす、利益を増やす業務 を行える弁護士が必要。エンタメ実務を知る必要がある。 穏やかに笑いながら譲歩を引き出せる弁護士が必要。
パネディス第2部
パネルディスカッション 第2幕 コンテンツとファイナンス ・コンテンツ製作における法律 資金調達するための法規制 例:グラビアアイドルファンド 方法・匿名組合を使って資金の調達を行う 秋葉系がファンドを購入すると予測していたが、一般の投資家が6割 コンテンツに対する投資家たちの関心度の指針が測れた コンテンツビジネスの市場は13兆くらい これを維持しつつ拡大するには資金を効率よく投入する必要がある。 インターネットの環境が整ってきた。 今年あたりから動画の配信が始まっていく コンテンツビジネスの構造が変わっていくと予想できる。 国内に13兆円の消費基盤があることは産業的に・国際競争力が強い。 しかし、これを支えるだけのビジネス構造がない。 コンテンツって水物? <<<違います ちゃんと、リスクリターンを明確に測ることが出来る。 (わかりにくいけど) 今後のコンテンツ戦略とか 投資信託法の規制解除 (法律上、ときめもファンドは海外を通してやる必要があった) 税制上の優遇処置 だめなコンテンツは資産価値は0ということを認めて。 イギリスではコンテンツに対する資金援助は法人税?がかからないとか 租税条約変更により、アメリカでコンテンツを作るほうが税金がかからない (おかしいねぇ) 物作りは将来の日本を背負えない。高付加価値の商品を提供することが必要
興味深かったのが中里さんのお話でした。
絵が上手な子に 「ポケモンの絵を描いて、商売しちゃいけないよ」 というと 「僕が描いたんだよ。僕の紙と鉛筆で!!」
中国のお役人に著作権セミナーの資料を作成してもらったら、 表紙にポケモンの絵がありました。 「これは私が日本で買った本から切り取り 私が買ってきた紙に私がコピーしたから私のものだ」
でも・・
2次著作物に関してエンタメLNはどう考えているのだろう?
同人誌とかは真っ黒に近いグレーだし、非営利と営利の境界が微妙。
現状>基本的に黙認というか、禁止することができない。
結局、正当な手段で2次著作物を製作する権利を手に入れようとしたら、一個人だとほぼ無理なんだよね。それの逆もいえるわけで、著作権者が一個人を相手にして権利を主張するのも無理と、、、
コモンズ≠違反行為≠損害発生
著作権の登録機関が必要?機能しているのはJASRACくらいだからね。
そういえば、LivedoorのMP3作成サービスって個人でJASRACから許可を得る必要があったような